箱根海賊船の桃源台港攻略!混雑回避とロープウェイ乗り換え裏ワザ
hakone pirate ship tōgendai port は、箱根観光の要衝として世界中から訪れる旅行者を魅了し続けている。標高741メートルに位置する芦ノ湖の北端に突如現れるこの港は、地上、水上、そして天空を結ぶ巨大なトラベルハブだ。透明度の高い湖面を滑るように進む豪華な海賊船と、背後にそびえる富士山のコントラストは、一度目に焼き付けたら忘れられない景色と言っていい。
首都圏からのアクセスも良く、小田急電鉄沿線から訪れる日帰り客やインバウンド客で連日賑わいを見せる。しかし、ピーク時にはチケット売り場や改札前で長蛇の列ができるため、hakone pirate ship tōgendai portの利用ルートや混雑傾向を事前に把握しておくことが旅の満足度を左右する。本稿では、現地取材で見えてきた最新の混雑状況や、知っておくべき乗船ルートの裏ワザを余すところなくお伝えする。
桃源台港が誇る絶景ロケーションと最新の観光動向

富士箱根伊豆国立公園の中心部に位置する芦ノ湖。その美しさは大正時代から多くの文化人に愛されてきたが、現代においてはクルーズ観光の拠点として新たな進化を遂げている。特に桃源台港は、陸上交通と水上交通がシームレスに結ばれた機能美を備えており、小田急箱根グループが推進するモビリティ・リボリューションの象徴的存在だ。
近年、地元の観光業は環境配慮型観光へのシフトを急速に進めている。静寂な湖面に浮かぶエレガントな船体と、雄大な外輪山の稜線。四季折々に表情を変える自然環境を守りながら、世界レベルのホスピタリティを提供する取り組みが、国内外のトラベラーから高い評価を集めている。
岡部憲明氏デザインの美船「クイーン芦ノ湖」の圧倒的魅力

箱根海賊船のラインナップの中でも、ひときわ存在感を放っているのが「クイーン芦ノ湖」だ。小田急電鉄のロマンスカー・VSEやGSEの設計でも知られる建築家の岡部憲明氏がデザインを手掛けたこの船は、従来の海賊船のイメージを覆す上質な空間美を誇る。
「クイーン芦ノ湖」の船内に足を踏み入れると、温かみのある木材をふんだんに使用したクラシカルかつモダンなインテリアが広がる。ゴールドを基調とした細部の装飾や寄木細工をモチーフにした床面など、箱根の伝統工芸と現代デザインが見事に融合している。展望デッキへ出れば、肌をなでる爽やかな湖上の風とともに、360度の大パノラマが眼前に開ける。
混雑を回避する乗船ルートと最新の乗車タイミング

観光シーズンや週末の桃源台港は、午前11時から午後2時にかけて混雑のピークを迎える。団体ツアーのバスが到着する時間帯と重なると、乗船手続きだけで30分以上待たされるケースも珍しくない。混雑を回避するための黄金ルートは、早朝の初便を狙うか、あるいは午後3時以降の夕刻便を選択することだ。
特に朝一番の便は湖面が鏡のように穏やかで、澄み渡った空気のなか富士山が美しく投影される「逆さ富士」に出会える確率も格段に高まる。また、箱根町港や元箱根港からの逆ルート(南から北へ向かうルート)を利用し、桃源台港へ移動する流れを組むことで、人の波とすれ違うように移動するテクニックも効果的だ。
箱根フリーパスでお得に旅するスマートなチケット購入術
箱根エリアを周遊するにあたって、絶対に外せないのが「箱根フリーパス」の存在だ。小田急箱根が発行するこのパスポート券一枚で、箱根登山電車、箱根登山バス、箱根ロープウェイ、そして箱根海賊船が何度でも乗り降り自由となる。桃源台港の窓口で個別に片道・往復チケットを購入する手間が省けるだけでなく、トータルの交通費を大幅に節約できる。
さらにデジタル版の箱根フリーパスを事前にスマホで購入しておけば、紙のチケットに引き換える必要すらない。混雑する発券カウンターを横目に、スマートフォンの画面を提示するだけで改札を通過できる。限定の特別船室(プレミアムラウンジ)へグレードアップしたい場合も、フリーパス割引が適用されるため、ワンランク上の船旅をリーズナブルに楽しむことが可能だ。
箱根ロープウェイ乗り換えの裏ワザと絶景富士山ビュー
桃源台港の最大の強みは、ターミナル建物内で「箱根ロープウェイ」とダイレクトに乗り換えができる点にある。船を降りてからエレベーターやエスカレーターで上層階へ移動するだけで、空の旅へとスムーズに移行可能だ。しかし、ここでもちょっとした乗り換えの裏ワザが存在する。
海賊船の到着直後はロープウェイの改札に一瞬で人が殺到する。あえて船を降りた後に港内のショップやカフェで10分ほど呼吸を整え、人の流れが途切れたタイミングで改札に向かうのが賢明だ。ロープウェイが桃源台を出発し、大涌谷方面へ高度を上げていく過程で見える芦ノ湖と富士山の競演は、まさに旅のハイライト。空と湖の青が溶け合う絶景は、訪れる者の心を掴んで離さない。
桃源台港での滞在を深める絶品グルメと散策スポット
単なる乗り換え地点として通過してしまうのはあまりにもったいない。桃源台港の館内にある「レストラン桃源台」では、芦ノ湖を一望できる窓側席で地元の食材をふんだんに使ったメニューや名物のカレーを満喫できる。
食後は港の外に出て、湖畔の遊歩道を少し散策してみよう。雑木林に囲まれた静かな小道からは、木々の間から海賊船が静かに入港してくる姿を撮影できる隠れたフォトスポットが存在する。周辺の仙石原エリアへのアクセスも良好で、季節の移ろいを感じながらのんびり歩くには格好の拠点と言えるだろう。 (出典: hakone pirate ship tgendai port(Yahoo!ニュース))